沖縄銀行は3月18日から、セブン銀行の新型ATMを通じて個人口座の住所と電話番号の変更や、在留期間の更新ができるサービスを始める。銀行窓口に行かずにコンビニのATMで手続きでき、住所変更は本人確認書類の読み込みと顔認証機能を使い数分で完了する。県外からの手続きや、土日祝日の時間帯にも対応。顧客の利便性向上や業務効率化を図る。
沖銀の山城正保会長兼頭取とセブン銀行の松橋正明社長が25日、那覇市内で業務連携協定に署名し、発表した。セブン銀行の新サービス「+Connect(プラスコネクト)ATM窓口」を活用する。
サービスはセブン銀行が全国で入れ替えを進める新型(第4世代)ATMで提供。県内にある190台は全て新型に置き換わっている。口座開設やローン申し込みの機能もあり、沖銀は顧客のニーズを踏まえ追加を検討する。
25日の発表で、沖銀の山城頭取はコロナ禍を機にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進展したことに触れ「お客さまのライフスタイルと価値観も多様化していく環境下で、期待に応えられるサービスだ」と強調。
松橋社長は「コンビニと銀行の利用が広がり、この地域の活性化により貢献できる」と述べた。
利用時間は既に提携しているキャッシュカードに合わせ、平日午前7時~午後10時、土日祝日午前8時~午後10時。
(當山幸都)