沖縄労働局(西川昌登局長)は12日までに、障がい者雇用の取り組みが優れた中小企業を認定する「もにす制度」で、医療用医薬品卸販売の琉薬(浦添市、比嘉勝也社長)を承認した。県内3番目で沖縄本島では初めて。同日、那覇市おもろまちの那覇第2地方合同庁舎で通知書交付式が開かれた。
「琉薬」は1951年の創業。昨年2人の聴覚障がい者を採用するなど現在5人の障がい者を雇用し、支援担当者を配置して定期的な業務指導や相談で定着につなげていることなどが評価された。
比嘉社長は「まだ本格的に取り組み始めたばかりだ。みんなで研さんしながらやっていきたい」と話した。
(謝花史哲)