大手電力10社で構成する業界団体の電気事業連合会は15日、池辺和弘会長(66)=九州電力社長=の後任に中部電力の林欣吾社長(63)を充てる人事を発表した。交代は4年ぶりで、4月1日に就任する。中部電を含む大手電力グループによるカルテルや新電力の顧客情報の不正閲覧など業界で不祥事が相次いだことを受け、林氏は「新しいルールをつくり、着実に守ることで信頼回復に努める」と語った。
東京都内で記者会見した林氏は、一連の不祥事について「非常に重く受け止めている」と強調。4月から電事連の会議の透明性を高めるため、扱うテーマや目的を明確にする運用を始めるとした。
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電事連会長に 中部電の林氏 「信頼回復に努める」
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琉球新報朝刊
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