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出荷停止解除 生産の7割に ダイハツ、滋賀再開


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 ダイハツ工業は18日、国土交通省が出荷停止指示を解除した車種が国内生産台数ベースで、2022年度の7割程度になったと明らかにした。車の量産に必要な「型式指定」を巡る不正で昨年12月25日から停止していた滋賀工場(滋賀県竜王町)での生産も18日に一部再開した。約3カ月ぶりの稼働となる。
 工場には、朝から多くの従業員が出勤した。製造部門で働く男性(41)は「当たり前のルールを守りながら良い車を届けていきたい」と語った。
 生産車種は「ロッキー」のガソリン車、トヨタ自動車ブランドで生産する「ライズ」のガソリン車、SUBARU(スバル)ブランドの「レックス」。国土交通省が安全の基準を満たすとして、2月に出荷停止指示を解除していた。