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AI合成動画にラベル ユーチューブ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 動画投稿サイトのユーチューブは19日、生成人工知能(AI)で合成した動画に「合成または改変されたコンテンツ」というラベルが表示される仕組みを導入すると発表した。実在の人物や場所だと視聴者が勘違いしやすい場合が対象。動画の制作者にラベル付けが求められる。
 特にニュースや選挙、金融、健康といった重要なテーマは目立つように表示する。スマートフォン用のアプリで導入し、パソコンやテレビでの視聴にも順次取り入れる。適切な情報開示をしない制作者には「措置を検討する」(ユーチューブ広報)としている。
 例として、ある人物の顔を実在する別の人物に置き換えたり、合成した人物の声をナレーションに利用したりする動画を挙げた。