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円下落、一時151円後半


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【ロンドン共同】20日のロンドン外国為替市場の円相場は対ドルで売られ、一時1ドル=151円80銭近辺をつけた。昨年11月中旬以来、約4カ月ぶりの円安ドル高水準。日米の金利差が開いた状態が続くことが意識され、円売りドル買いが膨らんだ。
 日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決定したが、植田和男総裁の発言などから、今後も緩和的な金融環境が続くとの見方が広がった。日銀が政策変更を発表する前は149円台前半で取引されており、1日で2円超の円安ドル高が進んだ。
 円は対ユーロでも下落し、一時1ユーロ=164円台後半と2008年8月以来の円安ユーロ高水準となった。