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輝く古都 1500万人魅了 台南でランタンフェスティバル


輝く古都 1500万人魅了 台南でランタンフェスティバル 17世紀、オランダにより建てられた「安平古堡」。はがれ落ちたレンガや絡みつく木々が歴史を物語る=2月25日、台南市
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 台湾政府と台南市が共同で主催する「ランタンフェスティバル」が10日まで、同市で開かれた。旧暦1月15日(元宵節)にちょうちんをともす中華圏の風習を基に、毎年開催地を変えて開催され、今年は延べ1500万人を超える来場者があった。会場の台南は、1624年にオランダが上陸して拠点を設けてから今年で400年を迎え、歴史の面影が残る古都として親しまれている。台湾政府交通部観光署(観光庁)、台湾観光協会大阪事務所、中華航空の招待で2月下旬に訪れた台南の様子を紹介する。2025年は桃園市で開催する。中華航空は那覇―台北(桃園)を毎日、那覇―高雄を月、水、金曜日に運航している。 (當山幸都、写真も)