県工芸士認定証授与式が3月26日、県庁で開かれ、照屋義実副知事が新たな県工芸士4人に認定証を手渡した=写真。認定を受けたのはいずれも総合部門で新垣寛さん(壺屋焼)、宮城勝人さん(琉球焼)、東恩納司さん(琉球ガラス)、知念孝平さん(同)の4人。
認定者代表であいさつした新垣さんは、「後継者不足などで伝統工芸は危機的状況にある。沖縄県、日本の伝統工芸に寄与できるようより一層まい進したい」と決意を示した。照屋副知事は「伝統工芸は地域経済の活性化や観光コンテンツとして重要だ。後継者育成や原材料安定確保などの政策で支えたい」と述べた。
(普天間伊織)