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県酒造組合に 「知財功労賞」 政府、泡盛を活性化


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 経済産業省と特許庁は11日、知的財産制度の発展や活用に寄与した個人や団体を表彰する「知財功労賞」で、2024年度の受賞者に県酒造組合(佐久本学会長)を選んだと発表した。同組合は17年に地域団体商標「琉球泡盛」を取得し、沖縄のシンボルの一つと捉えて泡盛産業の活性化や地域興しに取り組んだ。地理的表示(GI)制度も活用し、生産基準の管理やブランド化に取り組んだことも評価された。
 18日に東京で表彰式が開かれる。経産相表彰で8者、特許庁長官表彰で19者を選んだ。昨年度は琉球大学が特許庁長官表彰を受けた。(島袋良太)