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GW、6割が物価高影響 民間調査、旅行も伸びず


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 調査会社インテージ(東京)が23日発表したゴールデンウイーク(GW)に関する意識調査で、6割超が物価高や円安で予算を減らしたり、行動を控えたりといった影響があると答えた。平均予算額は2万7857円と昨年調査から横ばい。旅行に行く人の割合の伸びもわずかで、担当者は「春闘で高水準の賃上げが話題になったが、物価高が影を落とす大型連休になりそうだ」と話す。
 調査は3月27日~4月1日にインターネットで実施し、全国の15~79歳の男女計5千人から回答を得た。物価高と円安がどの程度影響するかについては「かなり」が16・8%、「やや」は46・6%だった。
 平均予算は昨年より13円低い。予算を減らす理由(複数回答)は「物価高・円安だから」が31・1%、「給料が増えないから」が30・0%。半面、予算を増やす理由は「外出や人に会う機会が増えるから」(33・3%)「物価高・円安だから」(31・9%)が上位を占めた。