有料

23年度郵便物 22年連続で減 デジタル化要因


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 日本郵便は8日、2023年度に引き受けた郵便物が前年度比6・0%減の135億7769万通だったと発表した。マイナスは22年連続。デジタル化の進展で減少に歯止めがかからない状況が続いている。郵便物の大半を占める普通郵便は6・1%減の130億2944万通だった。
 年賀状は17・1%減の9億7049万通と大きく減少した。メールや交流サイト(SNS)の普及が影響した。
 荷物は5・1%減の38億8315万個だった。宅配便の「ゆうパック」は3・0%増の10億967万個で3年ぶりに増加した。うち小型荷物の「ゆうパケット」が8・6%増で大きく伸びた。