台湾にルーツを持つ女性経営者らでつくる団体「世界華人工商婦女企管協会」(世華)の日本沖縄分会が15日、発足する。支部に当たる分会は沖縄が世界で88番目、日本国内では関東や関西に次いで4番目の設立となる。新垣通商(那覇市)の代表で、協会の国際諮詢委員でもある新垣旬子氏が沖縄分会の会長に就任する。沖縄分会は約25人が入会し発足する。15日に那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で創立大会と祝賀会を開く。台湾などからも関係者約200人が出席する。
9日に那覇市の琉球新報社を訪れた新垣氏は「歴史ある会で、ネットワークを生かして沖縄と台湾、世界との交流につなげていきたい」と意義を語った。沖縄分会の東郷梨英副財務長は「沖縄にいる台湾関係者同士が会う機会をつくり、子どもたちにつなげる活動にも取り組みたい」と話した。
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世華・日本沖縄分会発足へ 会長に新垣通商・新垣代表
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琉球新報朝刊