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建設業説明会に高校生800人 宜野湾、コンベンション


建設業説明会に高校生800人 宜野湾、コンベンション 建設産業合同企業説明会のブースで説明を聞く高校生ら=7日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟
この記事を書いた人 Avatar photo 石井 恭子

 【宜野湾】建設産業合同企業説明会2024(県建設業協会、県建設産業団体連合会主催)が7日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟で開かれた。84社3校のブースが置かれ、企業や学校の担当者が業務内容などを説明した。工業系高校の生徒を中心に800人超が訪れた。

 以前から人材不足とされてきたが、コロナ禍でさらに拍車がかかったという建設産業界。最近は高校卒業後、県内企業への就職よりも進学や本土での就職をする生徒が増えているという。

 沖縄工業高建築科2年の与儀士恩さん(16)は、1級建築士を目指して参加した。「学んでいることが社会の中でどう使われ、どう役立っているかをいろいろな企業から聞くことができた。将来は芸術的な建物やバリアフリー建築に取り組んでみたい」と夢を語った。

 (石井恭子)