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金城会頭が就任 那覇商工会議所 経済団体議長も兼務 <人事>


金城会頭が就任 那覇商工会議所 経済団体議長も兼務 <人事>
この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 良太

 那覇商工会議所は28日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで通常総会を開き、石嶺伝一郎会頭(75)の後任に県経営者協会前会長でりゅうせき相談役の金城克也氏(68)が就任する人事を承認した。那覇商議所会頭は県内経済12団体で構成する県経済団体会議の議長も務めており、同議長職も金城氏が引き継ぐ予定。

 副会頭には菅隆志氏(66)=沖縄セルラー電話特別顧問、与儀達樹氏(59)=大同火災海上保険会長、喜久里忍氏(65)=琉球セメント社長、島袋清人氏(60)=沖電工社長=の4人が就任した。専務理事に前県企画部長の金城敦氏(60)が就いた。

 金城新会頭は就任会見で「会員企業のきめ細かな支援、基地跡地の一体的な利用、沖縄振興税制の延長に力を入れていきたい」と抱負を述べた。

 7年半会頭を務めた石嶺氏は「コロナの時期は活発な事業ができなかったが、後半はコロナも収束し、県経済の浮揚のために頑張れた」と振り返り、「金城氏は人柄とリーダーシップにおいて、沖縄経済界のまとめ役ができる人物だ」と期待した。

 (島袋良太)