オキコ(西原町、銘苅敏明社長)は中城村在来の島トウガラシ「中城ヂゴレ」を使用したパスタ「中城村島唐辛子ペペロンチーノ」を9日、発売した。県内量販店で販売している。
中城ヂゴレは40年以上前に村奥間地区で確認された品種で、一般的な島トウガラシと比べて実が大きく、うまみが強いといわれる。オキコ担当者は「辛みとうまみの後味がじわっとくる。夏場に合うパンチの効いた商品だ」とPRした。
希望小売価格は460円(税抜き)。7月末までに1万食の販売を目標とする。同社が取り組む地域応援プロジェクト「ヤミー(うまい)!ウチナー」の一環で開発した。
同日、中城村役場で開かれた会見で、比嘉麻乃村長は「ヂゴレは村の在来唐辛子。今回を機に消費者へPRし、農業者の支援につなげたい」と話した。
(梅田正覚)