島トウガラシの「中城ヂゴレ」使用 「辛みとうまみ、後味じわっと」 オキコが新パスタ 沖縄


島トウガラシの「中城ヂゴレ」使用 「辛みとうまみ、後味じわっと」 オキコが新パスタ 沖縄 オキコが販売する「中城村島唐辛子ペペロンチーノ」
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 オキコ(西原町、銘苅敏明社長)は中城村在来の島トウガラシ「中城ヂゴレ」を使用したパスタ「中城村島唐辛子ペペロンチーノ」を9日、発売した。県内量販店で販売している。

 中城ヂゴレは40年以上前に村奥間地区で確認された品種で、一般的な島トウガラシと比べて実が大きく、うまみが強いといわれる。オキコ担当者は「辛みとうまみの後味がじわっとくる。夏場に合うパンチの効いた商品だ」とPRした。

中城村産の島トウガラシ「中城ヂゴレ」を使用したペペロンチーノをPRするオキコの村田紳副社長(前列左から2人目)と比嘉麻乃村長(同3人目)=9日、中城村役場

 希望小売価格は460円(税抜き)。7月末までに1万食の販売を目標とする。同社が取り組む地域応援プロジェクト「ヤミー(うまい)!ウチナー」の一環で開発した。

 同日、中城村役場で開かれた会見で、比嘉麻乃村長は「ヂゴレは村の在来唐辛子。今回を機に消費者へPRし、農業者の支援につなげたい」と話した。 

(梅田正覚)