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飲みづらいビールグラス 砂時計型でゆっくり


飲みづらいビールグラス 砂時計型でゆっくり 砂時計のような形状の「ゆっくりビアグラス」
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 クラフトビール製造のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は16日、「飲みづらいビールグラス」を開発したと発表した。砂時計のように中央がくびれた形状で、ビールが少しずつしか流れてこないのが特徴。ついつい飲酒のペースが上がってしまうのを防ぎ、適量をゆっくり楽しんでもらうのが狙いだ。
 名称は「ゆっくりビアグラス」で容量は350ミリリットル。「同じ量を飲むのに(通常のグラスの)約3倍の時間がかかる」(担当者)という。
 公式通販サイトで抽選販売を始めた。9800円で限定10個。応募期間は8月16日まで。東京・新橋の公式ビアレストランでは同じ期間に、看板商品「よなよなエール」の350ミリリットル缶をこのグラスで飲める特別メニューを提供する。1杯880円。
 東京都内で記者会見した井手直行社長は「適正飲酒の考えが広まる中でお酒が悪者になるのは良くない。健康に気をつけて長くビールを飲んでほしい」と話した。