ローソン沖縄(浦添市、中西淳社長)は10日、県内商業高校生のアイデアを商品化する第9回商品開発プロジェクトのグランプリと特別賞を発表した。
おにぎり部門のグランプリは那覇商業高の「まるっとコロコロえだまめジューシー」、ベーカリー部門は南部商業高の「紅芋ペースト入り黒糖デニッシュ」を選出。特別賞は浦添商業高の「黒糖きなこパン(あんこ餅入り)」が選ばれた。3作品は商品開発を進め、来年1月下旬に本島内のローソン各店で販売する予定。
今回は114件の応募があり、最終審査会に進んだ5校8チームが10日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで、商品の特徴やパッケージ案を発表した。
那覇商2年の又吉未来さんは(17)「ガッツポーズするほどうれしかった」と笑顔だった。南部商3年の城間琳杏さん(18)は「(商品化に向け)今からが難しいが、これまで皆で協力してきたのできっと大丈夫」、浦添商2年の大田朝陽さん(17)は「黒糖の良さをもっと広めたい」と意気込んだ。
審査員を務めた中西社長は「皆さんの思いとお客さんのニーズ、メーカーの技術が一致する商品を一緒に仕上げたい」と述べた。 (高橋夏帆)