部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月にコザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)は20日、非公開の第23回会議を那覇市の県自治研修所で開いた。委員は報告書のたたき台に書かれた事実認定や考察部分について意見を交わした。
10、11月にかけて意見を集約する。今後、会議は年内に少なくとも3回ある。会議終了後、取材に応じた古堅委員長は「早ければ年内、遅くても年明けの早い段階には報告書を完成させたい」と話した。
(高橋夏帆)