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本番向け稽古に熱 全国中文祭沖縄大会


本番向け稽古に熱 全国中文祭沖縄大会 ダイナミック琉球の振り付けを確認する生徒ら=2日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで
この記事を書いた人 Avatar photo 高橋 夏帆

 12月9、10の両日に浦添市で第23回全国中学校総合文化祭沖縄大会が開催されるのを前に、11月2日、舞台発表部門の会場となる同市のアイム・ユニバースてだこホールで文化祭の幕明けを飾る舞台「オープニング」の通し稽古が行われた=写真。

 オープニングのタイトルは「チャンプルー沖縄(ウチナー)」。現代の中学生がキジムナーに連れられて約300年前の首里城にタイムスリップする物語。劇中では琉球舞踊「四つ竹」、創作舞踊「泰期~かりゆしの出船~」、HIPHOPダンス、空手も披露する。総合演出は琉球大学教職センターの上江洲朝男教授が手掛ける。

 通し稽古では、出演する中学生が演劇と劇中の各演目の流れや立ち位置、動き方などを熱心に確認した。中学生60人で歌って踊るダイナミック琉球の振り付けも覚えた。

 本番に向けて、キジムナー役の西原東中3年の平陽葵さん(15)は「セリフのスピードや不自然に見えない演技を心がけたい」、生徒役の美里中3年の喜友名朝舜さん(15)は「本番までの練習をがむしゃらに頑張る」と意気込んだ。全体の通し稽古は今後、12月に2回予定されている。

 (高橋夏帆)