有料

島の未来へ児童ら提案 南大東小5年生、村議会で


島の未来へ児童ら提案 南大東小5年生、村議会で 未来の南大東のためにできることなどを発表する南大東小学校5年の児童たち=南大東村議会議場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南大東】県の2023年度沖縄離島体験・デジタル交流促進事業に参加した南大東小学校5年生10人がこのほど、村議会議場で新垣利治村長や村議会議員、村職員を前に離島体験で学んだことなどを発表した。併せて、今後の南大東島のための取り組みを提案した。

 同事業は、島の児童が体験学習を通してふるさとへの夢と誇りを育むことが目的。

 児童は「みんなが来たくなる魅力と笑顔がたくさんある島」と発表。(1)島の魅力を交流サイト(SNS)へアップし、観光客を増やす(2)ポテトチップサワラ味、大東そばカップラーメンなど新しい特産品を増やす-などと提案した。

 児童たちの発表を聞いた新垣村長は「未来の島づくりの発表は参考になった。今日の皆さんの発表を心にとどめて、安心安全な島づくりを目指したい」と話した。

 (池田羊子通信員)