有料

県警、小中高生に防犯授業 県教委が委嘱、被害事例紹介


県警、小中高生に防犯授業 県教委が委嘱、被害事例紹介 崎間恒哉教育指導統括監(右)から委嘱状を受け取る県警職員ら=12日、県教育庁
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県教育委員会は12日、児童生徒の健全育成と犯罪被害防止のために実施する「安全学習支援授業」の講師に、県警職員11人を委嘱した。サイバー犯罪対策や児童虐待対策などに携わる県警職員が「県警察本部安全学習支援隊員」となり、小中高校で授業をする。
 隊長として委嘱を受けた県警本部生活安全部少年課の荷川取尚志さん(49)は「興味関心で薬物やSNSトラブルに巻き込まれるケースが多い。被害後の状況をイメージしてもらうような講話をしたい」と決意を述べた。
 崎間恒哉教育指導統括監は「児童生徒の健全育成に向け、力添えいただきたい」と半嶺満県教育長のあいさつを代読した。 (高橋夏帆)