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伝わるLINEテクニック モバプリの知っ得[272]


伝わるLINEテクニック モバプリの知っ得[272] イラスト 小谷茶(コタニティー)
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この春入学した新入生の皆さんも、新しい友だちとLINEで交流するなど、楽しい時季ではないでしょうか。部活やクラスのLINEグループが立ち上がるとワクワクすると思います。しかし、LINEの使い方を誤るとトラブルに発展することがあります【※1】。書き込んだ側はジョークの投稿(とうこう)をしたつもりでも、見た人がジョークとは受け取らず、傷付いたり、ケンカに発展したりすることもあります。

そうしたすれ違いを避(さ)けるために有効なのが「リプライ(返信)」機能です。LINEで、メッセージを長押しすると出てくるメニューの中から「リプライ」を選択すると、長押ししたメッセージとその返事を一緒に表示して送信することができます。複数の話題で盛り上がるグループLINE内では、リプライを使うことでしっかり相手に「何の」話をしているのかを伝えることができます。その他にも、グループLINEで「@(アットマーク)」を付けることで相手を指定できる「メンション機能」もあります。グループLINE内で「@」を入力すると、メンバーの名前が出てくるので選択するだけです。こちらも、リプライと同じように「誰に」話をしているかを分かりやすく伝えることができて便利です。

LINEを使うと、返事の早さを求めるあまり、つい深く考えずに送信してしまうことがあります。出会ったばかりの人や深く知らない人であれば、意図が間違って伝わることがあるので、先ほど紹介した機能などを使い、しっかりと自分の気持ちを伝えていきましょう。

~ 言葉の解説 ~

※1 トラブルに発展することがあります … トラブルに発展するのは小中学生に限ったことではありません。X(旧Twitter)などを見ていると、学者や小説家など「言葉を仕事に」している人たちでさえ、やり取りのささいな行き違いがキッカケで口論となり、裁判に発展することもあります。スマホで文字を使ったやり取りは、細かいニュアンスや雰囲気が伝わらず、言葉の「トゲ」が強調して見えることもあり、とても難しくなっています。

モバイルプリンス / 島袋コウ 沖縄を中心に、ライター・講師・ラジオパーソナリティーとして活動中。特定メーカーにとらわれることなく、スマートフォンやデジタルガジェットを愛用する。親しみやすいキャラクターと分かりやすい説明で、幅広い世代へと情報を伝える。

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