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学校運営のこつ学ぶ 県教委、新任校長に研修会


学校運営のこつ学ぶ 県教委、新任校長に研修会 赴任先の学校で取り組みたいことについて意見交換する新任校長ら=17日、県教育庁の会議室
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県教育委員会は17日、本年度校長になった教員を対象に、指導力を高め学校教育の充実を図ることを目的とした研修会を、県教育庁の会議室で開いた。崎間恒哉教育指導統括監が「学校の魅力化(特色化)について考える」の題で講話したほか、前原高校の宮城敏也前校長が新任校長の心構えなどを伝えた。
 崎間統括監は、教職員や生徒と学校の理想と現実について十分に話し合うこと、課題解決に向けた取り組みについて情報発信すること、管理職、教職員、生徒が同じ目的を持って行動することなどが大切だと説明。「課題は山積しているが、重点を絞って取り組んでほしい」と要望した。
 宮城氏は新任校長に学校で取り組みたいことを書いてもらい、意見交換させた。「慣習に捕らわれず、多くの意見を聞いて落としどころを見つけ、より良い学校づくりに取り組んでほしい」とエールを送った。 (外間愛也)