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大城組が50万円寄付 子ども居場所ボランティアに


大城組が50万円寄付 子ども居場所ボランティアに 仲西聰社長(左)と西田睦代表理事=19日、西原町の琉球大学
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 総合建設業の大城組(仲西聰社長)は19日、大学コンソーシアム沖縄(代表理事・西田睦琉球大学学長)が運営する子どもの居場所学生ボランティアセンターの活動に活用してほしいと、50万円を寄付した。仲西社長が西原町の琉球大学を訪問し、西田代表理事に目録を手渡した。
 大城組は2021年から子どもの貧困対策に取り組む団体に寄付を続けており、同センターへの寄付は今回が4回目。仲西社長は「子どもの貧困問題の解決のために、多くの企業が寄付に参画してほしい。社としても今後も協力していきたい」と話した。
 西田代表理事は「沖縄の子どもの貧困を解決するには、多くの団体が力を合わせる必要がある。子どもたちを元気づける取り組みに、今後も協力をお願いしたい」と謝意を述べた。同センターは16年に設立し、「子どもの居場所」などに学生を派遣する活動を続けている。23年度は435人の学生がセンターに登録しており、派遣回数は過去最高の6264回に上った。 (外間愛也)