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過度な非公開に疑問


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長の話 旭川市教育委員会が全ての資料を非公開とした判断には疑問が残る。どのような事案を重大事態と認定したかなど、個人が識別されない範囲の情報は公開されるべきだが、何も公開されなければ適切に報告や対応がされているのか確認できない。いじめを受けた子どもをさらに傷つけないための配慮は必要だが、個人情報を盾に、非公開の範囲をいたずらに広げる対応はあってはならない。