環境教育　小中１２校支援　美らアクション、認定書贈呈

　環境教育に積極的に取り組む県内の小中学校を支援するジュニアエコプロジェクト「ライオン美らａｃｔｉｏｎ」の認定書贈呈式が１日、那覇市の八汐荘で開かれた。２０２４年度の実践校として１２校が選出され、代表して参加した翔南小学校と津堅小中学校に認定書と活動資金２５万円の目録が手渡された。
　式では２校の児童・生徒たちがこれまでの活動を報告。翔南小は朝の清掃で集めた落ち葉を活用して肥料作りをした。その肥料で育てた花を地域の人たちにプレゼントするなどしたといい「美らａｃｔｉｏｎに参加して、翔南小の環境が良くなった」と話した。
　津堅小中学校は清掃活動や、立て看板の製作、島の特産のニンジン収穫体験などを発表した。子どもたちがニンジンを配る一幕もあり、受け取った出席者に笑みがこぼれた。発表後、宮城愛兎（あいと）さん（１４）は「人が多くて緊張した。ニンジンがこんなに喜んでもらえると思わなくてうれしかった」と話した。
【継続】津堅小中、久米島西中、翔南小、潮平中、城東中
【新規】辺土名小、屋部中、西原南小、天久小、下地小、大本小、川平小中