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オレンジレンジ「テレビズナイト」4年ぶり開催 会場ノリノリ、カチャーシー 沖縄


オレンジレンジ「テレビズナイト」4年ぶり開催 会場ノリノリ、カチャーシー 沖縄 フィナーレでステージに立つ出演者=4月20日、沖縄市のミュージックタウン音市場(Satoshi Saijo撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 福田 修平

 沖縄市出身のバンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」主催のライブイベント「テレビズナイト024」が4月20日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開催された。出演者は圧巻のステージを披露し、音楽の町の夜を盛り上げた。テレビズナイトは2019年以来4年ぶりの開催となった。

 沖縄発バンドのオモイトランスや「ちゃんぷる~沖縄市大使」でもあるラッパーRude―α(ルードアルファ)、スリーピースガールズバンドのSHISHAMO、フレデリックがステージに立った。

宙を舞うインラインスケーターの安床武士(Satoshi Saijo撮影)

 トリのオレンジレンジが登場すると会場の熱気は一気に高まった。1曲目の「以心電信」のイントロでNAOTOのギターが流れると、会場から大きな歓声が湧いた。「チャンピオーネ」ではメンバーの母校、沖縄市立山内中学校の吹奏楽部が登場し共演した。またテレビズナイト恒例の「テレビズダンサーズ」もステージに立ち、YOHのベースやNAOTOのギターに合わせ、一体感のあるダンスを披露した。

 映画の主題歌としても知られる「花」では、RYOは安定感のある声を響かせ、HIROKIとYAMATOが透き通る声で会場を魅了した。後半には往年のヒット曲「イケナイ太陽」や、会場中が手に持った布を回す「パンティーナ」などの人気曲を披露し、会場のボルテージは最高潮に達した。最後の曲となった「上海ハニー」では出演者全員がステージに集合し、カチャーシーを踊り会場が一体となった。

HIROKI、RYOと3on3をするCROSSOVERとCRATEのメンバー(Satoshi Saijo撮影)

 出演したSHISHAMOは「君と夏フェス」や「明日も」など爽やかで疾走感あふれる楽曲を披露した。ボーカルの宮崎朝子は、沖縄好きであると話し「ライブは今日のみだけど3泊4日の日程で来ました」と明かして会場の笑いを誘った。

 オレンジレンジの前に登場したフレデリックは「前よりもではなく、今までで一番のライブにしよう」と会場をあおり、ユーチューブで約1億4千万回再生されている「オドループ」などを歌い上げ、観客の心をつかんだ。

(福田修平)

ライブ以外も

 「テレビズナイト」は、やりたい事が分からない子たちのきっかけをつくるため、音楽に限らずさまざまなストリートカルチャーを織り交ぜて開催している。

 ライブ以外に、1階音楽広場でスケートボードの才哲治さん、インラインスケーターの安床武士さんらが出演。バスケットボールの3on3などでは、CROSSOVERとCRATEのメンバーがプレーした。