「慰霊の日」追悼式に広島・長崎市長を招待 玉城知事 戦後75年に世界へ平和発信


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玉城デニー知事

 玉城デニー知事は3日、戦後75年となる来年6月23日の「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式に、被爆地の広島と長崎の両市長を招待する意向を明らかにした。両市が8月の「原爆の日」に開く平和式典に、自身が参列したい考えも示した。県は今後、両市長の日程を確認するなど実現に向けて調整を進める。

 同日の県議会9月定例会一般質問で、玉城知事は「来年は75年の節目。沖縄県が広島、長崎とともに世界へ平和を発信する動きを一緒に考えていければと思う」と話した。

 渡久地修氏(共産)への答弁。

 県保護・援護課によると、過去に両市長を追悼式に招いたことはない。知事が両市の式典に参加したこともないという。