好ポイント「はての浜」


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9月29日、久米島はての浜でタマンやムネアカクチビ他を釣った比嘉浩一さん、平良裕太さん、上原諭さん、大工廻吉弘さん、真栄城友和さん(チームdef.f)

 久米島の東側約5キロに位置する、全長7キロの「はての浜」。三つの砂浜からなる無人島で、東洋一美しいとされる砂浜は観光名所として知られているが、釣りの好ポイントでもあるということを知る人は少ない。

 9月28日から1泊2日でdef.fのメンバーの遠征に同行した。フェリーで久米島に渡り、満潮時に合わせて、午後4時に銭田漁港から出船。三つの島の中でも一番奥に位置する「奥はての浜」に上陸。思い思いのポイントでタマンやガーラなどの魚を狙った。

 日没前にdef.f会長の上原諭さんが2キロ弱のムネアカクチビを釣った。午後6時53分に平良裕太さんに大物がヒット。リールから糸が引き出され、走りが止まらない。砂浜に座り込みドラグを目いっぱい締め、魚の引きに必死に耐えた。しかし糸の出は止まらず、根ズレによるライン切れ。その後も夜明けまで、2~3キロのムネアカやタマン、ミミジャーなどがポツポツ釣れたが、大物はヒットしても、針を吐き出されたり、一瞬でハリスを切られたりで、その姿を見ることはできなかった。

 大物は釣れなかったが、久米島の自然の豊かさを体感したメンバーは来年のリベンジを誓って今回の遠征を終えた。

 渡舟の連絡先は優臣丸 宮平大輔(電話)090(1942)6275。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9月29日、糸満沖の半日沖釣りで4.98キロと2.08キロと1.63キロのアカジンを釣った左から池原蒼哉さん、玉城凛さん、玉城雄飛さん(セイブV)
9月27日、宜野湾海岸で40.4センチ・1.19キロと34.8センチ・0.74キロのカーエーを釣った比嘉直光さん

9月23日、泡瀬海岸で53センチ・2.78キロのチンシラーを釣った山田修さん
9月22日、うるま市照間海岸で64センチ・3.5キロのタマンを釣った山田一人さん

9月26日 知念海岸で52.5センチ・1.92キロのタマンと48.5センチ・2.54キロのマクブを釣った玉城智也さん
9月24日、浜比嘉島で59センチ・3.28キロのタマンを釣った比嘉元輝さん

9月24日、恩納海岸で84センチ・9.5キロのアカナーを釣った玉城利彦さん
9月25日、本部海岸で45センチ・1.61キロのアーガイを釣った金城龍佑さん

9月23日、与那原水路で15~20センチのガクガクを釣った島袋愛士さん
9月28日、浦添海岸で64センチのコチを釣った橋本裕貴さん