市HPに誤って個人情報表示 365人分の氏名、住所、生年月日など


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浦添市役所

 【浦添】浦添市は4日、市内の介護予防事業所代表者らの住所や生年月日などの個人情報が、同市ホームページ(HP)上などで誤って閲覧できる状態にあったと発表した。期間は8月7日~10月2日で流出した個人情報は365人分。4日時点で、流出による被害は確認されていないという。

 市情報政策課によると、いきいき高齢支援課の担当者が8月7日、市HPに介護予防事業所一覧のエクセルファイルを掲載した。ファイルには事業所代表と施設管理者の住所、氏名、生年月日が含まれていたが、削除しないまま掲載してしまったという。翌8日、誤りに気付いてHPから削除したものの、サーバーには残ったままとなっており、グーグルなどの検索エンジンでファイルが閲覧、取得できる状態にあった。

 今月2日、個人情報が流出した本人から市に連絡があり発覚。総務省や県に報告した。サーバーからファイルを削除した。市は「研修を行い、再発防止に努める」としている。