南の島でフラダンス 八重山芸能とのコラボも 石垣でKINIアロハフェス


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「安里屋ユンタ」に合わせて出演チームが独自に考案した振り付けで踊るフラと八重山芸能のコラボ=5日、石垣市の新栄公園

 【石垣】石垣市と米ハワイ州カウアイ郡姉妹都市関連事業「KINIアロハフェスティバル2019in石垣島」(主催・同実行委員会、共催・石垣市、琉球新報社など)が5日、市新栄公園で開催された。島内外の15チーム、約160人が出演し、会場に訪れた多くの市民らを多彩なフラで魅了した。

 昨年に続き2回目の開催で、石垣市とカウアイ郡との友好関係を一層深めることなどを目的に実施した。

 小さな子どもから90歳を超える高齢者まで幅広い年齢層のフラ愛好者が多彩な演目を披露し、観客にフラの魅力を伝えた。

 特別企画としてカウアイから招かれたクム・フラ(フラ指導者)のトロイ・A・H・ラザーロ氏によるフラレッスンが行われたほか、出演団体によるフラと八重山芸能のコラボレーションステージもあった。

 夫と出演した高野由美子さん(57)は「フラを知らない人にも楽しんでもらえたと思う。披露する場はあまりないので、年1回の大きなステージとして開催を続けてほしい」と話した。