キングス新加入の福田の活躍は? ルーズボールへの飛び込み、チームに火


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琉球―三河 第3Q、ルーズボールに反応するキングスの福田真生(中央)=5日、沖縄市体育館(田中芳撮影)

 新加入の福田真生がルーズボールへの高い執着心を示し、キングスに勢いをもたらした。

 14点差を追う第3クオーター(Q)残り約3分。ジャック・クーリーが2本目のフリースローを外すと、福田がリバウンドに果敢に飛び込み、ボールをはじいて自陣ボールに。直後の攻撃でもシュートミス後のルーズボールをいち早く走り込み、奪った。

 二つのプレーが仲間に火を付けた。ガードとフォワード陣の守備の圧力が高まり、リバウンドを支配して終盤の猛追につなげた。佐々宜央HCは福田のプレーについて「最高。ああいうプレーが一番盛り上がる」と太鼓判を押す。

 「ルーズボールへの飛び込みは自分の長所だし、チームもプライドを持ってやってる」と静かに、力強く語る福田。次戦に向け「自分の良さを出し、勝利に貢献したい」と語った。


 プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは5日、ホーム沖縄市体育館で2019―20シーズンの開幕戦を迎え、シーホース三河に61―71で敗れた。