音楽マジック 熱く幻想的に 那覇でフェス バラカンさん紹介


社会
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アンコールで「すずめ」がモチーフの宮古島の歌を一緒に披露する與那城美和さん(左)とJ・ラモッタ・すずめさん=22日、那覇市泉崎の琉球新報ホール(ジャン松元撮影)

 ブロードキャスター(放送屋)のピーター・バラカンさんが自身の琴線に触れたアーティストを紹介する都市型音楽フェスティバル「ライブ・マジック!」の沖縄初公演(琉球新報社主催)が22日、那覇市の琉球新報ホールであった。

 イスラエルのソウル歌手J・ラモッタ・すずめさん、宮古古謡を歌う與那城美和さんとコントラバス奏者の松永誠剛さんのユニット「ミャーク・ソング・ブック」らが出演した。

 すずめさんは、自身の体験を歌った「Deal with it」など11曲で、ソウルフルな歌声を聞かせた。ミャーク・ソング・ブックは、與那城さんの神秘的な歌声に松永さんのウッドベースが重なり合い幻想的な世界を聴かせた。最後はすずめさんと與那城さんが宮古の歌「平安名(ひゃんな)ヌマチャガマ」を歌い、にぎやかに幕を下ろした。

 宮城裕一さん(58)=那覇市=は「沖縄の音楽は世界に通じると感じ、最後まで楽しめた」と話した。