多彩なパレードで通り彩る きょう那覇大綱挽


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
軽快なサンバの踊りを披露するグルーポ・ジ・アンダギーニャのメンバー=12日午後、那覇市の国際通り

 第49回那覇大綱挽まつり(同実行委員会主催)が12日、開幕した。14日まで。初日は那覇市の国際通りを会場に市民演芸・民俗伝統芸能パレードが行われ、国内外から47団体約2千人が出演した。沿道には市民や観光客ら約5万人の観客が詰め掛けた。

 勇壮な演舞や子どもたちのかわいらしい踊りなど、多彩な演目が国際通りを彩った。

 パレードは午後2時すぎに開始。さいおんスクエア前やむつみ橋前など8カ所でエイサーや獅子舞、琉球舞踊など伝統芸能のほか、吹奏楽やダンス、サンバなどが披露され、沿道の視線を集めた。

 パレードに参加した「沖縄ゴールデンハーツシャイニング」のメンバー高良ちなつさん(18)=浦添市=は「お客さんがたくさんいて手を振り返してくれたので楽しかった」と笑顔。

 沿道でパレードを楽しんだ父の丈登さん(47)は「高校卒業前の最後の出演だったが、楽しんでいた」と喜んだ。

 13日は午前11時半から国際通りで旗頭行列が行われる。午後2時45分から国道58号久茂地交差点で大綱挽式典、大綱挽の開始は午後4時10分を予定している。