ソフトバンク育成4位 勝連大稀(興南) 「早く一軍へ」


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勝連 大稀

 育成選手4位で福岡ソフトバンクホークスから指名を受けた勝連大稀。一度は大学進学も考えたが、周囲の勧めもありプロ野球入りを決心した。「とてもうれしい。将来は一軍で活躍できる選手になる」と抱負を語った。

 オリックスに1位指名された宮城大弥とは、中学時代は同じ宜野湾ポニーズでプレーしてきた。これからはライバルだ。「中学から一緒だった分、プロに行ったら大弥から打ち取ってやりたい」と自身を鼓舞するように語る。持ち味でもある堅守に磨きをかけ「勝負強い打撃で、流れを変えられるような選手になりたい」とイメージを膨らませる。

 指名を見届けた我喜屋優監督は「素直な子で飲み込みも早い。するべきことをすれば、着実に活躍できる」とプロデビューを心待ちにする。勝連は、宮城と共に指名されたことにほっと安堵(あんど)の表情を浮かべていた。「1年でも早く支配下に入って、大弥に負けないよう頑張らないと」と気持ちを新たにした。

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 かつれん・はるき 内野手、右投げ左打ち、2001年4月30日生まれ、宜野湾市出身、174センチ、68キロ、普天間小―普天間中―興南高