6日、西崎一文字を会場にM―1カップグレ沖縄県予選が開催された。参加選手は糸満市の沖防波堤にある養殖場北、養殖場南、L文字の3会場に分かれ、23センチ以上のグレ最優先、フカセ対象魚優先、横取り方式で5匹までの重量を競った。
当日はミーバイやマトフエダイ、カタカシ、ガクガクなどの魚はポツポツ釣れたが、ブダイ類やトカジャー類、イスズミなどのフカセ対象魚はなかなか釣れなかった。
各選手が苦戦する中、2匹のフカセ対象魚を釣り上げたのは高校3年生の宮平聖規さん。前半はスタート時にカスミアジを釣り上げたのみで前半戦を終えた。後半戦は付け餌(えさ)を海水に浸してわずかにボイル状にし、餌持ちをよくして、底近くに仕掛けをはわす作戦が的中した。午後1時にトカジャー、30分後にイスズミを釣り上げて初の栄冠を手に入れた。
2位の田島快飛さんも高校2年生と、若い選手の活躍が目立った大会となった。
主な結果は次の通り。
(敬称略)
▽1位宮平聖規 2匹1190グラム(養殖場南―1位)
▽2位田島快飛 3匹1410グラム(L文字―1位)
▽3位筑間邦男 2匹1020グラム(養殖場北―1位)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)