大会制したのは高校生


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10月6日、M―1カップグレ沖縄県予選で上位入賞した(左から)田島快飛さん、宮平聖規さん、筑間邦男さん

 6日、西崎一文字を会場にM―1カップグレ沖縄県予選が開催された。参加選手は糸満市の沖防波堤にある養殖場北、養殖場南、L文字の3会場に分かれ、23センチ以上のグレ最優先、フカセ対象魚優先、横取り方式で5匹までの重量を競った。

 当日はミーバイやマトフエダイ、カタカシ、ガクガクなどの魚はポツポツ釣れたが、ブダイ類やトカジャー類、イスズミなどのフカセ対象魚はなかなか釣れなかった。

 各選手が苦戦する中、2匹のフカセ対象魚を釣り上げたのは高校3年生の宮平聖規さん。前半はスタート時にカスミアジを釣り上げたのみで前半戦を終えた。後半戦は付け餌(えさ)を海水に浸してわずかにボイル状にし、餌持ちをよくして、底近くに仕掛けをはわす作戦が的中した。午後1時にトカジャー、30分後にイスズミを釣り上げて初の栄冠を手に入れた。

 2位の田島快飛さんも高校2年生と、若い選手の活躍が目立った大会となった。

 主な結果は次の通り。
 (敬称略)
▽1位宮平聖規 2匹1190グラム(養殖場南―1位)
▽2位田島快飛 3匹1410グラム(L文字―1位)
▽3位筑間邦男 2匹1020グラム(養殖場北―1位)

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月11日、屋我地海岸で67.3センチ、3.99キロのタマンを釣った義永裕次さん
10月13日、本部釣り筏でガーラとオジサンを釣った幾世橋奏人さん

10月5日、伊計島で25センチのジューマーを釣った田場妃音さん
10月14日、安謝海岸で47.4センチ、1.86キロのカーエーを釣った玉城綱樹さん

10月14日、熱田漁港で40.5センチ、1.02キロを筆頭に13匹のミナミクロダイを釣った大久保武雄さんと一騎さん
10月12日、宜名真海岸で114センチ、8.1キロを筆頭に7キロと5.5キロのマンビカーを釣った西田孝介さん
10月11日、残波岬で126センチ、10.2キロのマンビカーを釣った幸地智哉さん
10月13日、残波海岸で120.5センチ、9.8キロのマンビカーを釣った籾山哲朗さん

10月12日、浜比嘉島で65センチ、5.34キロのマクブを釣った我謝良昭さん

10月13日、渡久地港でユダヤーガーラやトガリエビス等を垂らし釣りで釣った徳田華連さん(左)となゆたちゃんと南風夏海さん