脱落部品、嘉手納基地で見つかる


この記事を書いた人 Avatar photo 高良 利香

 沖縄防衛局によると、18日に米軍MC130J特殊作戦機から落下したとみられていた重さ約3.6キロの部品が21日午後7時までに米軍嘉手納基地内で見つかった。

 18日午前5時40分ごろ、同機が嘉手納基地に着陸後、機体の点検中に部品がないことが発覚した。いつどのように脱落したのか、基地内のどこで見つかったのかは不明で、本紙は21日午後8時現在、米軍に問い合わせているが回答はない。

 脱落していたのは着陸装置の主脚の一部で、縦約90センチ、横約7.5センチ。米側は「嘉手納基地内か海上で逸失した可能性が高い」と説明していた。

 防衛局は18日午後10時前、県基地対策課にメールで「在京米大使館情報」として部品落下を通報した。県は「不確定情報」だと伝えられたため、情報の更新を待ち21日夕、県庁記者クラブに情報を提供した。【琉球新報電子版】