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第17回イタリア国際打楽器コンクール(イタリア国際打楽器協会主催)が9月末に、イタリア東部の都市ペスカーラで開かれ、沖縄市出身で国立音楽大1年の古堅志希(もとき)(19)が20歳以下スネアドラム部門で1位に輝いた。コンクールでは課題曲と自由曲を演奏し、自由曲ではバチを使わずに数珠やビーズを使用した。曲の間にラップにも挑戦した。古堅は「音の強弱やリズムなどでいかにメロディックに聞こえるかを意識して演奏した」と振り返る。
中学2年で打楽器を始めた。全治2カ月の手のけがをした時も包帯のまま練習した。
「優勝を機に海外で活躍したい」「将来の夢はオペラ座の劇場団員で打楽器の演奏家になりたい」と今後の夢について語った。