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沖縄県内の次世代ファッションリーダーの育成支援とファッションシーンの活性化を目的とした、リウボウインダストリー(糸数剛一社長)の産学共同プロジェクト「リウボウデザインスタジアム」の販売開始式が22日、那覇市のデパートリウボウ6階催事場で行われた。那覇工業高、浦添工業高、首里高、南部商業高、インターナショナルデザインアカデミーの生徒たちが制作した衣料品、ファッション雑貨など幅広い商品を、生徒自ら販売していく。30日まで。
商売における一連の流れを学生たちに体験してもらうプロジェクトは今年で2回目。約100人の生徒が5月から約半年をかけ、沖縄をイメージさせるものをモチーフとした「テンションがアガるアイテム」をテーマにオリジナルの作品を制作してきた。販売とともに来場者の人気投票を実施し、一般の評価を得る社会体験の場を提供する。
リウボウインダストリーの高岡義泰取締役は「プロジェクトを通して、たくさんの夢や希望を持っている皆さんが沖縄そして世界で活躍してもらいたい」とあいさつした。
沖縄の海をイメージにしたトートバッグを制作した、那覇工業高の當山輝莉さん(18)は「見た目は大人っぽいが裏地には沖縄のモチーフをかわいらしいデザインで取り入れた。多くの人に持ってもらいたい」と話した。