「軽率な行動から心配掛けた」 玉城知事就任1年激励会で猛省したこととは…


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
後援会主催の激励会で乾杯する玉城デニー知事(中央)=28日、那覇市のロワジールホテル那覇

 今月4日に就任1年を迎えた玉城デニー知事の激励会(後援会主催)が28日、那覇市のロワジールホテル那覇で開かれた。あいさつで玉城知事は、県政の最大課題である米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設問題について「ぶれずにあらゆる手段を使って県民の期待に応える」と改めて決意を示した。

 自身が「万国津梁(しんりょう)会議」の設置支援業務を受託した事業者らと正式な契約を結ぶ前日に会食していた問題にも触れ、「私の軽率な行動から皆さまに心配を掛けた。猛省し、公務に信頼を欠かすことがないよう気を引き締めて取り組みたい」と釈明した。

 激励会には、玉城知事を支持する県選出・出身国会議員や市町村長、県内経済関係者らが駆け付け、知事の就任1年を祝い、激励した。主催者を代表し登壇した後援会長の呉屋守将金秀グループ会長は「玉城知事のぶれない信念、そして県民のために闘う玉城知事を一生懸命支えよう」と呼び掛けた。