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沖縄海邦銀行(上地英由頭取)は29日、11月11日から12月30日まで、一部店舗で男性行員のノーネクタイ勤務を試行すると発表した。
県内地銀では初の取り組み。顧客からの反応などを見ながら、2020年1月以降も継続するかどうかを検討する。
担当者は「銀行員はスーツにネクタイという既成概念を取り払うことで、柔軟な対応ができる行員を育てていきたい。お客さまも銀行員と接しやすくなる」と狙いを説明した。
ノーネクタイは海銀本部と本店営業部、宮古支店、八重山支店に勤務する男性行員240人が対象となる。
海銀は服装に関する規定で男性行員は夏服はかりゆしウエア、冬服はスーツにネクタイと定めている。
全国的には、三菱UFJフィナンシャル・グループがノーネクタイなどのビジネスカジュアルを通年化したほか、三井住友銀行が9月に東京と大阪の本店勤務行員約7千人を対象に服装規定を廃止するなど、銀行業界ではお堅いイメージを脱してカジュアル化を図る流れがある。