あす午前10時から火災原因調査 那覇消防局、那覇署、消防庁の3者


この記事を書いた人 問山栄恵

 那覇市消防局(島袋弘樹局長)は31日午後4時、那覇市銘苅の同消防局で会見を開き、11月1日午前10時から那覇署や総務省消防庁職員と合同で、火災原因調査に実施すると発表した。

 調査に入るまで、再燃の恐れもあることから、現場を消防隊員に巡回させるとした。火元とみられる正殿内部には消火栓設備が設置されていたが、第一発見者の警備員は消火器での対応にとどまったという。

 島袋局長は、現場から依然煙が発生しているとの指摘について「これは放水したときの水蒸気で煙ではない」と否定した。

 消防庁の発表によると、火元となった正殿は地上3階建ての木造。延べ床面積は1199・24平方メートル。消防車両52台が出動し、161人が消火活動を行った。【琉球新報電子版】