「馬券手数料払えば配当金」のメール 78万円だまし取られる


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 うるま署は1日、うるま市の60代の無職男性が「馬券を購入するための手数料を払えば、代理店から配当金がもらえる」などと架空のもうけ話を持ち掛けられ、数回に分けて現金約78万円をだまし取られる特殊詐欺(架空請求詐欺)事件が発生したと発表した。

 県警によると、男性は自宅パソコンで受信したメールを見て、記載された口座に千円を振り込んだ。その後、メール先から配当と称して5千円が振り込まれた。男性は「700万円の配当金を得るために、10%の70万円が必要だ」などというメールにだまされ、指定先の口座に振り込んだ。配当金は得られなかったという。県警は、同様の手口や詐欺に遭わないよう注意を呼び掛けている。