首里城再建願い寄付続々 国内外の企業、団体から支援の輪 県民募金に沖銀グループ1000万円


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琉球新報社の玻名城泰山社長(右)に寄付金を手渡す(左から)おきぎんリースの儀間浩社長、沖縄銀行の山城達彦常務=5日、那覇市泉崎の琉球新報社

 10月31日に火災が発生した首里城の再建に向けて募金活動や寄付の動きがさらに広がっている。県内マスコミ8社は5日、再建に向けた県民募金の受け付けを始め、続々と寄付金が寄せられた。このうち沖縄銀行とおきぎんグループ8社は計1千万円を託した。

 那覇市がふるさと納税を活用したクラウドファンディングのウェブサイト「ふるさとチョイス」を通じて受け付けている寄付金は同日午前、3億円を超えた。沖縄の歴史や文化などを伝えるハワイの県系人グループ「御冠船歌舞団」も那覇市に寄付金を託すなど、支援の輪は国内外に広がっている。

 首里城に隣接する県立芸術大の学生たちは同校近くで募金活動を行うなど、各地で首里城再建への動きが広がった。