維新県支部の下地幹郎氏らが県に提言 「安室さんに首里城再建へ楽曲提供を」 予算確保は 「県主体で」


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下地幹郎衆院議員

 【東京】日本維新の会県総支部(代表・下地幹郎衆院議員)は、首里城の早期再建に向け、必要な予算を県が主体となって確保することなどを柱とする提言をまとめ、5日に都内で謝花喜一郎副知事に手渡した。

 県庁内に寄付金の取りまとめや首里城再建に向けたイベントなどを担う「首里城早期復元課」を設けることや、再建予算確保のため民間の寄付を促進する税制措置も求めた。

 国会議員や県議、市町村の首長や議員、県庁職員、市町村職員が給与の一部を寄付することなども盛り込んだ。

 また県出身の歌手・安室奈美恵さんに早期再建を願った音楽を作ってもらい、販売などを通じて予算を確保することも提言した。

 下地氏は「国のおんぶに抱っこではなく、自らやる姿勢を見せることが、今後の沖縄にとって重要だ」と提言の狙いを語った。