ルワンダ、沖縄キャンプ 県、八重瀬町と協定締結 東京パラ・シッティングバレー


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締結した(左から)ムレマ・ジーンバプティスト会長と県の富川盛武副知事、八重瀬町の新垣安弘町長=5日、県庁

 2020東京パラリンピックに向けてルワンダパラリンピック委員会と県、八重瀬町が5日、シッティングバレーボールの事前キャンプの協定を結んだ。選手ら17人が4日から11日まで具志頭社会体育館で合宿する。一般の見学も可能。

 5日に県庁1階県民ホールで、同委員会のムレマ・ジーンバプティスト会長と県知事代行の富川盛武副知事、八重瀬町の新垣安弘町長が協定を取り交わした。新垣町長は「多くのスポーツ施設を抱える町で、万全の態勢でサポートしたい」と話した。昨年9月に視察で来沖したジーンバプティスト会長は、海が近く、競技に集中できる環境として八重瀬町を選んだという。飛行機から初めて海を眺めた選手たちは興奮していたという。ジーンバプティスト会長は「恵まれた気候があり、人は親切。このきれいな島で練習できてとても幸せです」と協定締結を喜んだ。