社会
首里城再建に寄付した企業・団体

首里城再建に寄付した企業・団体(11月14日)

 10月31日に那覇市首里当蔵町の首里城で大規模な火災があり、正殿など、7棟計4836平方メートルが焼失した。首里城の再建に向けて寄付した企業や団体などを紹介する。

 

「一日も早い首里城再建を」 那覇市のクラウド、5億円突破 寄付相次ぐ


城間幹子市長(中央)に寄付金を託した御菓子御殿の澤岻カズ子会長(左から2人目)、澤岻英樹社長(同4人目)ら=13日、那覇市役所

 那覇市がふるさと納税を活用したクラウドファンディングの「ふるさとチョイス」を通じて受け付けている首里城再建への寄付金が13日、5億円を突破した。御菓子御殿(読谷村、澤岻英樹社長)も同日、市に首里城再建の支援金350万円を寄付した。那覇ロータリークラブ(上原義信会長)は60万円を、沖縄伝統太鼓協会(喜舎場盛勝会長)は10万円をそれぞれ寄付した。

 城間幹子市長は寄付した3団体に対し「浄財を預かり、再建に向けて県をお手伝いしたい」と述べ、感謝した。クラウドファンディングが5億円を超えたことには「国内外から多くの支援とメッセージを頂きありがたい。しっかり受け止めて頑張りたい」とした。


寄付金を届けた那覇ロータリークラブの上原義信会長(左から2人目)ら

寄付金を手渡した沖縄伝統太鼓協会の喜舎場盛勝会長(左から2人目)ら

 御菓子御殿からの寄付金は会社としての寄付と澤岻安信相談役個人の寄付、社員からの寄付の合計。澤岻カズ子会長は「一日も早い再建を祈る」と述べた。那覇ロータリークラブの上原会長は「今後も継続して支援したい」とした。沖縄伝統太鼓協会の喜舎場会長は「『復元する』という玉城デニー知事の言葉に再び力が湧いた」と話した。

 13日午後7時半時点でクラウドファンディングへの寄付者は3万4450人、寄付額は約5億181万円に上っている。市の口座と募金箱への寄付は同日時点で計約8424万円(3団体の寄付を除く)。


りゅうせきネットワーク会議が1000万円寄付


謝花喜一郎副知事(左から3人目)と県商工労働部の伊集直哉産業雇用統括監(右)に、首里城再建に向けた支援金を寄付した(左から)りゅうせきの吉田安輝秘書室長と名嘉村裕子取締役=13日、那覇市の県庁

 りゅうせきグループ各社で構成するりゅうせきネットワーク会議(金城克也議長)は13日、首里城再建に向けた支援金1千万円を県に寄付した。りゅうせきの名嘉村裕子取締役経営管理部長は「那覇市の観光への影響も厳しい。早く再建することを祈っている」と話した。目録を受け取った謝花喜一郎副知事は「再建に向けて多くの県民の英知を結集させないといけない。皆さんの思いを受け止めて応えていく」と延べた。


沖縄綜合警備保障が50万円寄付


首里城再建に向けて50万円を寄付した沖縄綜合警備保障の(左から)下地敏徳常務、池田典夫社長、金城唯士副社長=13日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄綜合警備保障(池田典夫社長)は13日、首里城再建に向けた支援金50万円を琉球新報社に託した。池田社長は「首里城公園は私の休日のウオーキングコースでもあり、燃え盛る首里城を見てショックだった。一日も早い復興の願いを込めて寄付する」と話した。金城唯士副社長は「県外からお客さんが来た時には首里城を案内していた。観光にとっても痛手だと思うが、早い復興ができれば」と語った。




丸正印刷が500万円寄付



 総合印刷業の丸正印刷(西原町、与那覇正明社長)は12日、首里城の再建に向けた寄付金500万円を首里城公園を管理する沖縄美ら島財団に贈った=写真。同社の与那覇社長が財団の花城良廣理事長に手渡した。同社は首里城の火災を受けて、当初から社内で議論を重ねてきたという。

 同社によると、首里城と共に文化財が焼失したことなどを受け、沖縄の文化継承、発展に向けた全体的な資金として活用してもらおうと、同財団への寄付を決めた。贈呈式には同社の与那覇正俊会長らも同席した。

沖縄県社会保険委員会が10万8500円寄付


 県内企業の社会保険事務担当者らでつくる県社会保険委員会の金城善輝会長(沖縄銀行専務=写真中央)と仲大底博也事務局長=同左=が13日、那覇市の琉球新報本社を訪れ、首里城復興に向けた義援金10万8500円を同社の玻名城泰山社長=同右=に託した。

 同会は首里城火災翌日の1日、那覇市で熊本、宮崎、鹿児島各県の社会保険委員会と会合を開いた。その際、首里城再建への寄付を募ることになったという。

 金城会長は「復興には時間がかかると思うが、継続的な支援活動をしていきたい」と語った。


修学旅行生が首里城寄付金 千葉の富里高、県に4万


 修学旅行で沖縄を訪れていた千葉県立富里高校が12日、首里城復興支援の寄付金を県に贈った。9~12日の日程で沖縄を訪れており、旅行出発前の2日前に新村浩章校長の呼び掛けで、修学旅行に行く2年生の各クラスで募金活動を行った。1日で集まった総額は4万4649円。

 同校2年の藤崎寛斗さん(16)と荒川麗奈さん(17)らが県庁を訪れ、新垣健一県文化観光スポーツ部長に寄付金を手渡した。

 同校は初日に首里城を訪れる予定だったが、糸満市の平和祈念公園に行き先を変更した。

 修学旅行実行委員長を務める藤崎さんは「平和祈念資料館で、戦争で首里城が破壊された写真を見た。今回も復興してほしい」と話した。荒川さんは「沖縄の人が悲しんでいるニュースを見て、少しでも力になれればと思った」と語った。




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