中学生以下を対象にした第9回将棋ジュニア銀河戦(主催・囲碁将棋チャンネル)の決勝が16日、東京・千代田区の同社竜星スタジオであり、沖縄から出場した兼城昌瑛さん(与儀小5年)が宮崎県の品部絢星さん(15)を下して優勝した。県内小学生が将棋の全国大会で優勝するのは初めて。兼城さんは8月の県大会、9日の本戦を勝ち抜いて決勝戦へ進んでいた。
本戦には各地区大会を勝ち抜いた9人が出場。兼城さん、品部さんの2人が決勝へ進んだ。
兼城さんは、30日から東京で開催される同社主催の「第36期全国アマチュア王将位大会全国大会」にも出場する。
優勝トロフィーを手にした兼城さんは「優勝はうれしい。師匠や沖縄で指導してくださった方たちに恩返しができた」と喜びを語った。決勝の模様は囲碁将棋チャンネルで来年2月15日午後8時から放送される。