社会

絶版になった沖縄本があなた好みに復刊 本好きにはたまらないサービス ジュンク堂那覇店が2020年4月にスタート

 ジュンク堂書店は沖縄出版協会や県内印刷企業と連携し、県内出版社が過去に出版して今は絶版となっている貴重な本などを最新の印刷技術で復刊し、再販売する取り組みを2020年4月にも開始する。同書店によると県内初の試み。インターネット上に専用サイトを開設し、絶版本の情報を発信して復刊の注文・販売も受け付け、多様な需要に応える。読者が絶版本の情報を得やすく、かつ入手しやすくなる取り組みだ。

 最新のデジタル技術を駆使した高画質の印刷機器を活用する。それに伴い、購入者の注文に応じた文字・本のサイズ拡大や白黒反転、複数の本から特定のテーマに沿う章だけを集めて1冊の本として発行することも可能となる。

 出版業は通常、千部単位など一定の部数を発行しないと採算性が厳しいという。出版社数が多い沖縄では100部単位で復刊の需要がある絶版本の種類は多いが、復刊に至らない傾向が続いてきた。

 今回導入する高度な印刷機器は、製本までの費用を従来よりも格段に安く抑えることができる。例えばこれまで数万円単位に設定しないと採算が取れなかった本でも、数千円単位などに価格を抑えることも可能となる見通し。文庫のシリーズ、歴史関係の本、古い写真集、著名作家の小説などの絶版本を復刻することも視野に入れている。

 ジュンク堂書店那覇店の森本浩平店長は「沖縄の出版文化の発展を支えることが目的にある。それぞれの出版社が復刻した本を、他の各書店でも販売できればと思う」などと語った。



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