空手キッズ、型磨き演武 30日、公民館まつりで披露


社会
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「普及型1」の演武披露に向けて稽古に励む子どもたちと指導する松田周さん(右)=10月26日、浦添市立中央公民館

 【浦添】「エイッ!」。気合の入った元気な声が響き渡る浦添市立中央公民館。公民館講座の一環で10月12日から毎週土曜日、小学3年までの子どもたちを対象に全8回の空手講座「KARATE(空手)☆キッズ」が開かれている。子どもたちは30日に開催される公民館まつりで「普及型1」の演武を披露する。

 沖縄小林流空手道協会に所属する松門道場の松田周さん(30)が講師を努め、同道場の館長で父の松門正さんがサポートする。

 初回の講座では、空手の歴史などを学び、礼儀で始まり礼儀で終わることや帯の結び方などを習った。3回目の講座があった10月26日には「普及型1」の20の動作を通してできるまでに上達した子どもたちの演武中に気合を入れる「エイッ」の掛け声が意気込みを感じさせた。

 稽古が楽しいという安武秀太朗さん(8)は「早い動きを練習したい。公民館まつりで上手にできる自信がある」と手応えを感じていた。同公民館まつりは11月30日と12月1日の2日間、同公民館で開催される。12月1日には映画「シネマ組踊・二童敵討」の無料上映も予定されている。

(中川廣江通信員)